ストレスによる飛蚊症

ストレスによる飛蚊症

■ストレスが原因の飛蚊症

 

飛蚊症は多くは加齢によって起きるものと予想されますが、中には重大な病気によって引き起こることがあるので、眼科では病気でないか・病気が隠れていないかを調べる検査を行います。虫のような点々が見えたり、糸くずのような線のようなものが浮かんで見えたりするのが飛蚊症の症状です。

 

これらは、なんらかの問題が起きて眼球の中を満たしている硝子体に濁りができるせいで、そのように見えてしまうのです。濁りの原因は、目の奥の網膜で起きていることが多いです。例えば、目の一番奥の網膜という組織が破れて孔が空いてしまうと「網膜裂孔」と呼ばれます。

 

他にも、「硝子体出血」といって、網膜などからの出血が硝子体に入り込んでしまうことで濁りを作ってしまうこともあります。飛蚊症は、加齢や病気以外にも、「ストレス」や「疲れ」が溜まることで引き起こされることもあります。

 

ストレスで目に負荷が掛かり過ぎたり、スマートフォンやパソコンで目を酷使すると眼精疲労から飛蚊症を悪化していくパターンもあります。ストレス、疲労のように生理的なものが飛蚊症の原因になることを「生理的飛蚊症」と言います。
生理的原因の場合は、医学的方法では治療を施せないので、体の不調と相談しながら原因の根本的解決を行う必要があります。ストレスが原因のようであれば、ストレスを減らす生活への見直しや、解消方法の模索を。眼精疲労が原因であれば、目の休憩時間を増やすなどが必要ですね。

 

目のかすみなどを解消するため目薬をさしますね。硝子体の中の濁りにまで作用する目薬はありませんが、眼精疲労を解消する効果を持つ目薬はあるので、使用するのもよいでしょう。間接的にではありますが、目薬の使用で飛蚊症の改善、悪化を抑える効果が期待できるでしょう。

 

現代社会は「ストレス社会」と呼ばれているくらいです。窮屈で息が詰まる社会のようです。他人の心ない言動や行動に傷つけられたり、自分を押さえ込んでしまったり・・・時に我慢は必要かもしれませんが、溜め込みすぎない、余裕のある心でありたいものです。

 

ストレス解消法はいろいろ存在すると思います。大声で歌ったり、運動で思いっきり汗をかいたり・・・自分の思いっきり楽しめることがストレスを解消してくれるに違いないでしょう。

 

■若者にも増えている飛蚊症

 

そんなストレス社会の中で生きる若者が、肌身離さず持ち歩くのが、スマートフォンですね。スマホ病と言われる、一日中スマホの画面を見ていたり、ゲームしていたりする行為。パソコンやテレビゲームにも同じことが言えますが、特にスマホの普及で、液晶画面を眺める時間が増えました。

 

特にスマホを一番使っているで若者に、飛蚊症の原因になる目の病気の発症が危惧されます。実際、20代で飛蚊症の症状があらわれている人もいます。文明の発展とは素晴らしいものですが、時には目を休めたり、スマホ以外にも没頭できるものを見つけてみるというのはいかがでしょうか。